【農・番外】菜食について。
こんにちは。
千葉県一宮町「さいのね畑」農業研修生の しぃ です。
いつも閲覧いただき、ありがとうございます。
今日は、『菜食』について書いてみます。
最近、ヴィーガンって言葉を聞くので気になっていました。
これから野菜を育てていくので知っておきたいキーワードのひとつです。
※あくまで私が学んだことのざっくりまとめです。間違っていたらすみません。
菜食といえば、ベジタリアンも聞いたことがあります。
ベジタリアンとヴィーガンの違いって?
ベジタリアン(菜食主義)
植物性食品を中心に摂取する人。さまざまなタイプの人がいる。
魚は食べるという人もいれば、卵は食べるという人、乳製品は食べるという人などさまざま。
ヴィーガン(完全菜食主義者)
魚や肉だけではなく、卵や乳製品など動物由来の食材を摂取しない人。ベジタリアンのひとつのタイプ。
食事だけでなく普段の生活(衣類や小物、化粧品など)からも動物性由来のものを避けることをエシカル・ヴィーガンというそうです。
ヴィーガンってどんな人?
ヴィーガンになる理由はさまざまだそうです。
健康のためという人、宗教のためという人、倫理的観点からなる人や環境問題の観点からなる人など。
倫理的観点って?
同じ生き物である動物を商品化を否定したりファクトリーファーミング(畜産)を否定したりする考えのことです。
※ファクトリーファーミング(畜産):集約畜産。多くの場合、建物内で高密度に行われる畜産のこと。YouTubeで検索してみてください。
環境問題の観点って?
畜産業が発達するにつれ、温室効果ガスが増加し森林が減少し、地球温暖化が進んでいるそうです。
すごい大げさだと思いませんか?
私はそう思いました。
でも、畜産によって
・車以上の温室効果ガスを排出(牛のゲップや家畜の糞尿、飼料の輸送など)し、
・飼料を作るためにアマゾンが何分の一にもなっている
そうです。
ヴィーガンの人たちの考え方のひとつとして、
肉を食べなければ、畜産する必要がなくなる→地球にやさしい
というものがあるそうです。
深いですね。
日本人とヴィーガンは相性が良い!?
精進料理もヴィーガンに含まれているみたいです。
また、日本人は元々、
米と魚と野菜を中心としたベジタリアンの食生活をしていて、
肉食は
文明開化の頃から広まり、高度経済成長の頃から盛んになったそうです。
つまり、元々の食生活に戻していけばベジタリアンにはなれそうです。
感想
いろいろ調べていくと、ヴィーガンの人たちの考え方や主張に関して、共感できる部分が多々ありました。
ただ正直、私はヴィーガンになれないと思います。ベジタリアンも難しいと思います。
だってお肉の美味しさを知ってしまいましたから…。
そこで、自分にできることは何かを考えてみました。
例えばですが、
・ヴィーガンの人たちに美味しい野菜を届ける。
・安価を理由にファクトリーファーミングのお肉を選ぶのではなく、自然な環境で育ったちょっと良いお肉を選ぶ。
・輸送による温室効果ガス削減のため、国産のものを選ぶ。
・たまにはヴィーガン食を試してみる。
・ヴィーガンの取り組みをしている企業・団体への支援(寄付)をする。
など。
ひとりでは大したことなくても、たくさんの人が関わることでより良くなっていけばいいなと思いました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また。
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