2021-09-06

【農・番外】有機農業について。

こんにちは。
千葉県一宮町「さいのね畑」農業研修生の しぃ です。
いつも閲覧いただき、ありがとうございます。

 

今日は、『有機農業』について書いてみます。

 

師匠から学んだことや自分たちで調べたことをざっくりとまとめていきたいと思います。

※あくまで私が学んだことのまとめです。間違っていたらすみません。

※より詳しく知りたい方はお調べください。

 

有機農業≠無農薬・無化学肥料』。

ビックリしましたか?

有機農業=無農薬・無化学肥料』と思っている方も多いんじゃないでしょうか?

農業を始める前、私はそう思っていました。

というか、

有機農業=農薬・肥料を使わず、自然のまま(なるがまま)育てる』

と思っていました。

この考えはどちらかというと《自然農法》に近いと思います。

※農法については後日書きます。

 

実は、『有機農業でも農薬、肥料は使われています!』

 

では、『有機農業』とは何か?

日本では、有機JAS】の認定を受けている農家が行っている農業です。

 

この【有機JAS】の認定を受けていない場合、

同じ方法で農業をしていたとしても、有機農家とは名乗れません。

(『オーガニック』、『無農薬・無化学肥料』も使ってはダメです)

 

では、【有機JAS】について

これは、生産方法がJAS法で定められた基準をクリアしていると検査機関が認定した場合もらえる資格です。

※細かい基準等、気になる方は調べてください。

 

スーパーなどで【有機JASマーク】を見たことはありませんか?

簡単に言うと、【マーク】が付いていれば、有機生産品ということです。

そして、この【マーク】は農薬や肥料にも付いているものがあるんです。

 

つまり、有機農家は、

この【マーク】がついた農薬や肥料なら使っても良いということです。

 

「同じ農法なら、みんな取得した方がいいじゃん!」

って思いますよね?

ただ、この資格取るの大変なんです…。

  • 一定期間以上、生産方法が法律の基準をクリアしていること。
  • 圃場や農機具に禁止された農薬、肥料の飛散がないこと。(近所の畑から農薬が飛んでくることもNG)
  • 資格を更新していかなければならず、年間十数万円かかること。

等々。

正直これは大変です。

 

ただ、

この厳しい基準を満たし、有機JAS】を取得している『有機農家』は国から安心・安全のお墨付きをもらえるのです。

 

私たちが『有機農家』を名乗れるまでには、まだまだ長い道のりが待っています。

 

もちろん、私たちの畑では、農薬や化学肥料は使いませんので、

安心してお召し上がりください。

 

では、また。

 

 

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